コンテンツにスキップ

362. あなたたちの心は私の香り高い庭だ

あなたたちの心は私の香り高い庭だ

2015年4月25日

「私の愛する者たちよ。他人を判断すること、怒ること、あるいは他のいかなる形の罪に誘惑されていることも、不思議に思わないでほしい。このようなものが普段よりもこの時期に強く見えることも、不思議に思わないでほしい。私は私の花嫁たちのすべての利己的な動機、しみ、しわ、あるいは傷をなくし、彼女たちを私の前で完璧な花嫁にしたいのだ。」

「私の花嫁はこの瞬間もとても美しいが、いつでももっと美しくなる余地は存在する。それが私がより多くの試練を送り、敵からのより多くの誘惑を許す理由なのだ。そうして私は私の花嫁たちを、今この瞬間よりもはるかに美しくするだろう。」

「この試練に疲れないでほしい。あなたたち自身の多くの欠点を見て諦めないでほしい。屈服しないでほしい。忍耐してほしい。そのような欠点のためにあなた自身を責めないでほしい。それもまた高慢のしるしなのだ。完璧になることを期待しながら不十分な点を探してほしい。謙遜な魂は現れる欠点にほとんど驚かない魂なのだ。あなたたちに反対する者たちが立ち上がり、あなたたちに非難を浴びせる時は、いつでもあなたたちの徳を試すものなのだ。」

「そのような状況は、あなたたちを攻撃する者たちを誠実に愛してほしいという、私の招待なのだ。そのような攻撃的な状況で聞こえた言葉の中にも、真理があるのかどうかを少しでも考えてほしいという、私の招待なのだ。シムイがダビデを侮辱した時、ダビデの臣下たちがシムイを殺そうとした。ダビデは『主が彼に命じられたのだから、彼に呪わせておけ。もしかすると主が私の無念を見通してくださり、今日その呪いのために主が善意で私に報いてくださるだろう。』と言った。これが私が迫害される私のしもべたちに望む姿勢なのだ。決して自分の義を立てず、他人を非難しない、そのような姿勢のことなのだ。それゆえ私の愛するあなたよ、常にあなたの心を見張り、激しく非難したり、あるいは正当化して弁明したいと望むいかなる恨みをも服従させてほしい。私があなたを正しいとしよう。このように行うことで、あなたたちが私を喜ばせるだけで十分なのだから、他の者たちがあなたたちに言った言葉をあなたたちが気にする必要があろうか?」

「これは今この時期に善を試す試練であり、私が私の花嫁たちに許した試練なのだ。これは難しい試練だ。なぜなら肉に属するものは、その中に壊れやすいものを守ろうとする生存本能が強いからなのだ。常に最高に良いものはいつも最も低い場所に留まるものなのだ。なぜなら低い場所にいる時は、たとえ落ちてもその衝撃が大きな害を与えないからだ。そうすれば私はあなたたちに手を差し伸べながら言おう。『ここへ上がってきて、私の父の家にある私の席の隣に座れ。』」

「私の愛するすべての花嫁たちよ、あなたたちの心の中に一点の憎しみや判断する心を置いてはならない。あなたたちを迫害する者を祝福してほしい。ただし、あなたたちの心の奥底から真に彼らを祝福してほしい。これは唇の言葉が、常に心の奥底に隠されたものをすべて明らかにするわけではないからだ。私はあなたたち皆が本当にこのように清められてほしいと願う。そうすれば私があなたたちに、甘くまろやかな慰めと恵みを注ぐだろう。最高級のぶどう酒にふさわしいキラキラ輝くこの清い器を、私がどれほど愛しているかあなたたちは知っているか?おお、私が燦然と輝くこの清い器たちを、どれほど豊かに満たしたいと願っているかあなたたちは知っているか?」

「あなたたちの心を誹謗や侮蔑で悩ませてはならない。誹謗や侮蔑はあなたたちの美しさを完璧にするための試練として送られたのだ。だからこのようなものを、天国の冠から来る貴重な宝物だと見なしてほしい。このような私の愛の痕跡を持つ魂は燦然と輝き偉大なのだ。おお、そうだ。これがまさに肉体と世の基準に真正面から抵抗するものなのだ。誹謗。これが計り知れないほど貴重な宝石を誕生させるものであることを、あなたたちは知っているか?(訳者注:宝石は地下で計り知れない圧力の中で誕生すると説明されています。他人に対する誹謗の誘惑が計り知れない圧力で花嫁を押しつぶすが、花嫁はそれに耐え打ち勝って宝石になることを説明していると思います。)私の花嫁の美しい徳は、罵ることができる状況で罵る代わりに、心の奥底から祝福することを選ぶ中で真に燦然と輝く。またあなたたちの心臓が鼓動する度に、私の心があなたたちの愛と共鳴するのを私は見るのだ。これはあなたたちが私に似ているからなのだ。私がこう言わなかったか?『父よ、父よ、あの者たちを赦したまえ。彼らは自分が何をしているのか分かっていないです。』」

「あなたたちは軽蔑と蔑視と拒絶と屈辱の価値をほとんど悟ることができていない。しかしこれは聖なることのためには必ず必要なものなのだ。世の人々は常に、自分の地位を高めようとすることだけに血眼になっている。だが私の国で私が彼らの兄弟姉妹の中で最も優れた者と認めるのは、まさに最も低い場所にいる者たちなのだ。それゆえ私を愛することができるこのような機会を、よく見抜いてほしい。これは肉の罪深い本性を超える挑戦であり、黄金のような価値があるのだ。このようなことが起こる時、私にしっかりと寄り添い感謝してほしい。私がこの身に受けた鞭打ちのように、このような挑戦を喜んで受け入れてほしい。」

「軽蔑、蔑視、拒絶、屈辱のような言葉を悪い単語だと決めつけてはならない。これらがあなたたちに命と完全さをもたらす役割を果たし、あなたたちを逆境の中で強くするのだ。矢があなたたちの心の奥深くを、貫き通っていったことを私は知っている。矢が深く入れば入るほど、それらがあなたたちの品性をより傷のない私の花嫁に形作るので、価値があるのだ。その矢は、あなたたちの心の中に何が込められているかを真に示しているのだ。それゆえこのような傷から、苦い怒りの心ではなく甘い蜜が流れるようにしてほしい。」

「主よ、だとすれば携挙は?」

「焦りが生じているのか?」

「ハナミズキの花も散ってきているのではないですか?」

「一部はそうだが、また一部はそうではない。」

「ああ、主よ。主はまた、はぐらかしていらっしゃるのですね。」

「あなたはまたしても答えを探そうとしているのだな。」

「どうか主よ、私たちに希望を与えてください。私たちは、私たちの後ろに積もっていく暗い疑いの雲を思い出しながら、かろうじて希望にしがみついています。暗い疑いの雲が、私たちの希望を奪い去ろうと、脅しています。聖書に記録されていますが、『希望が遅れると心が病むが、願いがかなうのは命の木だ』とありませんでしたか。」

「そして、なければ心がもっとそれを渇望するだろう。」

「それは聖書の御言葉じゃありませんか。」

「いや、だがそれは事実だ。私の花嫁たちよ、すまない。私たち皆がここで共に待っていて、待っている間に私があなたたちの力を新しくするだろう。毎日あなたたちが聖なることと決意の中で成長しているのは、事実ではないか?この待っている時間に実ることになる素晴らしい実がある。それを見失わないように、急ぐな。私はまだ刈り入れをしている。あらゆる種類の試練を受けているあなたたち。その長く耐え忍ぶ忍耐は、天国へ上っていく甘い香りのようだ。上っていくうちに、ますます多くの魂が恵みの川に深く浸っている。だから、正しく行う中で疲れてしまわないようにしてほしい。このすべてには目的があるのだ。」

「悲しい気持ちを持ってないでほしい。私はあなたたち一人ひとりと共にいて、私と共にいることを願うあなたたちの心の甘い渇望を見守っている。これもまた美しい香りを放つ。なぜなら、あなたたちの心は変わらない香りを放つ、愛の花がある天国の庭園だからだ。この事実をあなたたちはすぐに知るだろう、私の愛する者たちよ、すぐに知るだろう。」

「今この言葉を心に刻み、あなたたちの力が新しくなることを受けてほしい。そして、聖なることの中で成長し続けることを決意してほしい。あなたたち一人ひとりは、値段がつけられないほど貴重な花だ。私はあなたたちを尊ぶ。」